映画アバターが公開された当初、この映画は「宇宙からの情報」を参考にして作った映画だと宇宙人コンタクティに聞きました。
近い未来、私たちも数体のアバターを遠隔操作し、多様な社会生活に対応していくことが求められています。それは、内閣府が掲げている『ムーンショット目標』に詳細に書かれていますが、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会生活を実現する。この目標に向けて着実に世界は動いていっています。そんな『未来予告映画』とも言える映画アバターについて、どのように「宇宙」が描かれたのかを見ていきたいと思います。
青い人
「アバター」といえば、あの青い人々が印象的ですが、彼らは地球とは別の惑星に住んでいる「ナヴィ」という原住民。
映画の題名となっている「アバター」とは、「ナヴィ」と「人類」の遺伝子を掛け合わせた人工的な交配種。それを人間の意識と接続して遠隔操作で動かします。
ちなみに、アバターとは、サンスクリット語で「神の化身」という意味を表します。現在では、インターネットやゲームなどの仮想空間において、ユーザーの分身となるキャラクターを指す言葉として広く使われています。
人間では呼吸することの出来ない「パンドラ」という別の惑星に住む彼らは、人間から見ると「宇宙人」といえる存在です。「青い肌をした宇宙人」
宇宙には「ブルー種」と言われる青い肌をした高等生命体がいて、月の管理者であると聞いていますが、今回のアバターに取り上げられたのは、レムリア大陸に住んでいた青人の話であると思っています。
まず、7万年前に日本人の祖となる高等生命体が天孫降臨し、その2万年後に他の宇宙種族の遺伝子を使い今で言う外国人の祖となる「5色人」を作りました。
「5色人」とは黒、白、黄、赤、青で幣立神宮に飾られている『五色人面五色人』の仮面が有名です。

左から、
《黒い肌》
中東、アフリカなどの 黒色人種の人
《白い肌》
欧州、オーストラリアなど 白色人種の人
《黄色い肌》
モンゴル、中国など アジア系黄色人種の人
《赤い肌》
ホピ族、アメリカインディアンなど 北米の先住民の人
《青い肌》
ポリネシア、ハワイなど 太平洋上の島々の人
ハワイ諸島とは、沈んだレムリア大陸の山頂部にあたる場所とされ、島全体がレムリアのエネルギーに包まれる場所です。このレムリア大陸には「青人」が住んでいました。(宇宙情報)
レムリアは、幻の古代文明であり、「愛・調和・自然との共生」を重んじた女神的エネルギーに満ちた地上の楽園であったとされています。自然と共にあり、全てと調和して生きるナヴィ、アバターの世界観は「レムリア」を思わせます。
生命の樹
そして、作品の中で象徴的に出てくる『魂の樹=エイワ』
この木はこの惑星全体に張り巡らされたネットワークであり世界樹ともいえる存在です。
日本の神社でも「御神木」が大切にされるように、そもそも人類は樹木には神が宿ると考えられてきました。例えば旧約聖書の創世記エデンの園の中央に埋められた木の名は『生命の樹』、北欧神話で世界樹を表す『ユグドラシル』、お釈迦様がその下で悟りを開いたという『菩提樹(ぼだいじゅ)』。
このように、樹木とは人間世界と神の世界を繋ぐ架け橋という、見える世界と見えない世界を繋ぐものだと古来より考えられていたのです。
全宇宙の理を表すとされるこの『生命の樹』を紐解くことで見えてくるものがあります。
この木は、ユダヤ教神秘主義思想『カバラ』では『セフィロトの樹』と呼ばれています。全宇宙の神を表す象徴とされ、人の言葉では言い表せない宇宙の神の仕組みを『図』で表したものがセフィロトの樹であると言われています。


曼荼羅(まんだら)の神々も同様で、インドに降りた中等生命体(宇宙人)と宇宙全体の仕組みを図で表したものが曼荼羅です。
一説によると、曼荼羅を文章化したものもあるようですが、人間の知能では理解不能であり、このように図で表したとされています。

セフィロトの樹は「人間」と「神」が繋がる『宇宙の構造』を表す
または、『神の構造』そのものを表す
キリストの生誕から磔(はりつけ)、復活までの物語もこのセフィロトの樹を宇宙の星座の配置になぞらえて作られています。
『十字架が真の生命の樹である』
この発言をしたのは元ローマ教皇「ベネディクト16世」。この発言の意図は生命の樹と十字架の星座を土台とした星座神話とキリストの人生があまりにも同調していることを示しています。
つまり、ギリシャ神話同様、キリストの物語=宇宙の星座の物語ということが最近少しづつ開示されてきています。
私たちの人体や脳の機能もこの生命の樹をもとに設計されているとされています。そのため、瞑想の際は下から順に対応するチャクラを意識して開いていくのが良いと言われています。

宇宙という世界観を表現する際、宇宙の理そのものである『生命の樹』の存在は欠かせません。
意識の根源
映画「アバター」では、魂の木(エイワ)や他の生命体と交信する際に、後頭部から生えている神経繊維「フィーラー」を使って精神を同調させています。
この「フィーラー」が人体にも存在するとしたら、どの部分にあるのか
それは、首の後ろの部分です。
ここは人間の内側と外側の世界を繋ぐセンサー、意識の根源、木の根がそこを中心に広がっていくように神経繊維が張り巡らされているようなイメージです。
この部分は霊的なモノの出入り口でもあると言われています。
人間の背面部分、特に首根周辺。ここが人間の意識を司る源であると思う理由はいくつかありますが、その中でも特筆したいのが、2023年に発売された「タフティ・ザ・プリーステス」という現実創造メソッドをテーマとした本の中に書かれている「三つ編みの概念」
この本の中における「三つ編み」とは、現実創造のための意識の集中点を指し、意識・内的意図・外的意図の3つを統合することで、望む現実を引き寄せるとされています。これは物理的な三つ編みではなく、背中に存在する意識のエネルギー集合を象徴するものです。
ここは、自分自身を客観的に捉え、俯瞰する視点へと切り替えるポイントのような場所であるとされ、目には見えない三つ編みの存在を想像し、この三つ編みを使って現実を見ることが基本であると説いています。
映画「アバター」では、この意識の根源「フィーラー」は「三つ編み」の中に編み込まれているのが印象的です。この三つ編みこそ、私たちが持つ架空の三つ編みのようであり、アバターを鑑賞したことがある人なら、この三つ編みがある状態を想像しやすいのではないかと思います。
タフティ・ザ・プリーステスについて
この本について簡単に説明すると・・・
私は「ここにいる」という視点から「ここにある」「ただ、そこにある」という『観測者』の立ち位置に立ち、自分を俯瞰して見る視点に立つことがまず大事であり、この本の中ではそれを『気付きの中心点』と言っています。
この中心点にいるかどうかを判断するには、
今、自分は誰かの言動や取り巻く環境、他者からの評価に「巻き込まれているか」、それともただ現象としてそれらを「観ているだけか」
もし、巻き込まれているとしたら、この中心点に戻る感覚を身につけることが大切だと説いています。
「気付きの中心点に意識を向ける」=『自分を見て、現実を見る』
「見る」とは『観測者』の立ち位置に戻るということ。自分の内側で起こる感情や、外側で起こっている現象に対して一切のジャッジをせず、ただ流れていくコマであるという捉え方をする。
この立ち位置に戻る事で目の前に起きている現実に巻き込まれず、ただ起きている現象として捉えやすくなるのです。
この視点を身に付けた次にすべき事は、
「未来設定」
この世界はあらゆるパターンの現実が量子場に同時並行的に存在しています(パラレルワールド)。その中で現象化し「現実」として現れるのは、「観測者」が意識を向けて観測した1コマ。
私たちは日々、無限に広がるパラレルの中から意識的に1つを選択し、現実のコマを進めているのです。
つまり、「現在」の可能性はこの量子場に無限に広がっています。
ですが、現在とは今まさに流れているコマであり、すでに目の前に起こっている現実です。すでに流れたコマを書き換えることは出来ません。
そのため、「現在」を変えるためには、まだこれからコマを選択する段階にある「未来」の方向性を今ここで決めるというワークが必要になります。
「現実」を変えるためには「未来設定」から
詳細に設定するのは「ゴール地点」であり、願いを叶える手段やプロセスまでをコントロールすることは出来ないので注意が必要です。ゴールまでの道のりに対して「どうやって?」と問うてはいけないということです。
望んだ未来は想像もしていなかった道を通って、突如目の前に現れ、「こんなふうに叶うのか」と驚かされることがあります。
最後に、
今回は映画「アバター」という映画を取り上げるに際して、「レムリアの世界観」と「生命の樹の概念」、「タフティ・ザ・プリーステス」という本を紹介しましたが、最後に、今回の記事内容に沿った映画を一つ紹介します。
2017年に公開された映画『メッセージ』
第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、音響編集賞に輝いたSFドラマ。突然地球に来襲した異星人と意思疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズは、彼らが人類に何を伝えようとしているのかを探っていく。そして、その言語の謎が解けた時、彼らが地球にやってきた驚くべき真相と、人類に向けた美しくも切ないラストメッセージが明らかとなる。

宇宙存在は往々にして、文字ではなく『図形』で何かを伝えてくる事があると書きましたが、映画「メッセージ」でもそのような描写があります。そして、宇宙には時間軸が存在しないこと、未来設定から現在を変えることが出来る。そんな事を教えてくれる映画です。
